19.第一土地建物株式会社による上北沢(旧北澤分譲地)の住宅地開発

 現在の世田谷区上北沢三丁目付近(旧北澤分譲地)は、世田谷区内では桜新町に次ぐ2番目に古い歴史を持つ分譲住宅地である。関東大震災の直後、台湾で営業を行なっていた台湾土地建物株式会社が1924(大正13)年に日本に第一土地建物株式会社を設立し、住宅地開発を行ったものである。台湾土地建物株式会社及び第一土地建物株式会社による事業については、陳正哲及び石井裕晶の論考で研究されてきているが、本稿では、原資料及び、これまであまり取り上げられていない住民所蔵資料をもとに、旧北澤分譲地の住宅地開発について更なる知見を加えるものである。
 ここに掲載した論文は、「日本建築学会大会学術講演梗概集」に掲載されたものです。

前東京理科大学工学部第二部建築学科准教授 栢木まどか 氏
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